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2024.09.12

季節の変わり目にアロマテラピー

季節の変わり目が訪れるこの頃、気温の変化や日照時間の短縮がもたらす影響で、心身にストレスを感じることも増えてきます。そんな時期に心と体を整える方法として、アロマセラピーの力を借りてみるのはいかがでしょうか?

アロマセラピーは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)の香りを利用して、心身をリラックスさせる自然療法として広く知られています。香りがもたらす癒しの効果は、私たちの生活に手軽に取り入れられる方法として、古くから愛され続けてきました。

香りと脳のつながり
アロマセラピーで重要な役割を果たすのが、オルソネーザル経路、つまり鼻から直接感じる香りの経路です。香りが鼻腔を通って脳に届くことで、私たちの気分や感情に直接的な影響を与えることができます。ラベンダーの香りには鎮静作用があり、不安や緊張を和らげる効果があるといわれてます。こうした効果があるため、季節の変わり目にアロマセラピーを取り入れると、メンタルバランスを保つ一助となるかもしれません。

嗅覚の世界はこれだけに留まりません。実は、私たちが食事を楽しむ際にも、もう一つの重要な嗅覚経路が働いています。それが「レトロネーザル経路」です。これは、食べ物を口に含んだ際に、鼻の奥から感じる香りの経路を指し、この経路から届く香りが食べ物の風味をさらに複雑で深いものにするのです。

火とレトロネーザル経路の進化
人類が火を使い始めたことで、食物は加熱殺菌され、食中毒のリスクが抑えられ、人類の生存率が爆発的に高まりました。そしてその過程で新たな「火の香り」燻製が生まれました。これが、レトロネーザル経路の進化を促したと言われています。燻製の香りは、火を使うことで得られる最も古い香りの一つであり、この香りが私たちの嗅覚経路に深く根付いているのです。燻製料理や調味料を口にすると、その独特のスモーキーな香りが口内から鼻に抜け、脳に届きます。

かずさスモークの燻製調味料は、まさにこのレトロネーザル経路の恩恵を存分に味わえる調味料です。燻製オリーブオイルや燻製醤油を使った料理では、食材が口に入った瞬間に広がる香りが、味覚と嗅覚を一体化させ、食事の体験を豊かにします。この香りと味の絶妙なバランスは、単なる料理を特別な一皿へと変貌させ、私たちの嗅覚と深く結びついた感覚を呼び覚ますのです。

レトロネーザル嗅覚の力を感じる瞬間
オルソネーザルとレトロネーザル、これら二つの嗅覚の働きは、私たちが日々どのように香りを感じ、楽しむかに大きな影響を与えています。特にレトロネーザル嗅覚は、食事の楽しみを深め、食材そのものの持つ潜在的な魅力を引き出す役割を果たしています。

この秋、アロマセラピーを通じてリラックスしたひとときを過ごすとともに、かずさスモークの燻製調味料を使って、香り豊かな食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?火がもたらしたレトロネーザル経路の進化と、その恩恵を存分に味わうことで、嗅覚の不思議な力を感じ、心も体もリフレッシュする時間をお楽しみください。

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