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2020.02.01

美食保全計画



深刻なマスク不足。花粉の時期と重なって更に悪化していくことも予想できます。食品製造業としてマスクや手袋は衛星管理的にも欠かせないもの。工場内で使うマスクのディスポーザブルを確保するため、通常使用のマスクのDIY化を目指しました。既にDIYマスクの作り方は数多く公開されていますが、常に新しいものを作るとなると継続は難しいように思えます。かといって布製のいわゆる洗えるマスクは衛生面として不安が残ります。

このDIYマスクは双方の良いところを併せ持ったマスク。洗えるマスクでありながら、一部脱着式にする事で口鼻接触面のディスポーザブル化を可能にしたところに独創性を感じてもらえると嬉しいです。

台紙のダウンロードはこちらから

このマスクは1度(洗濯用を用意すると2~3枚)作れば良いだけなので、フィット感にこだわって色々と試行錯誤できます。まわりをみて驚くのが、小さなお子様がマスクを着けていないこと。恐らく着けさせていないのではなくて、「そもそも売ってない」「子供用のサイズが無い」などの理由からではないかと思っています。当DIYマスクは様々なサイズの台紙を用意しましたので、一度キッチンペーパーなどで試作をしてお子様にピッタリのマスクを作ってあげてください。

このマスクは口や鼻に触れる部分は脱着式なので、ティッシュペーパーやキッチンペーパーをいつでも着せ替えることができます。大げさに言えば着脱の度に新しい物に交換できます。また本体の生地に選んでいるフェルトというのは「不織布」とも呼ばれ、そもそも機械などに空気を送り込む際のフィルターにもなっています。外気からの1次フィルターが洗える素材で2次フィルターがディスポーザブル(使い捨て)素材となればこの上ない清浄度が保て、ご自身に合ったサイズを装着することで隙間からの空気の流入を防げます。

個人的な見解ですが、マスクの形は平面タイプよりも当マスクのような立体系のマスクのほうが良いような気がしています。というのも飲食などで一時取り外したときの仮置きや保管に問題があるのでは?ということです。皆さんは外した時にどうしてますか?カバンの中の荷物が既に汚染されていたら?選んだ席のテーブルが既に汚染されていたら?マスクを置いた場所にくしゃみをされたら?…。たくさんのリスクがある中、このマスクは取り外したと同時に自然に2つ折りになり、内側が(ご自分への)接触面、外側が外気に触れる面となるので、接触面が汚染されることはまずありません。また、万が一汚染が心配される場合もティッシュペーパーなどで着せ替えすることでその心配も解消できます。

そして何よりも洗えるというのが最大のメリット。簡単なお手入れとしてアルコールを噴霧して干しておくこともできます。動画でご紹介しました「洗えるフェルト」などを使えば洗濯機で洗うこともできますし、化繊が肌に合わない場合は天然羊毛のフェルトもおすすめです。この場合は洗面器などで押し洗いをしてください。

このDIYマスク情報は単なるボランティアだけではなく、弊社の事業促進としても重要という意識で発信しました。食事をより美味しく食べるために口中と鼻腔の保全というのは欠かせないもの。より鮮やかな食生活をお過ごしいただきたいと願っております。

台紙のダウンロードはこちらから

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